私たちは1010進法を鮮やかに使いこなす

「えっ、この人たち1010進法使うんだって」
「すげー、かっこいい!」
「でも1010進て中途半端」
「そうだよ、1桁と10桁の境目が11ビットと100ビットの間にあるんだもん」
「1000進か10000進ならまだ気持ちは解るんだけど1010進て不思議だ」
「あ、指が101本ってことに関係あるのかな?」
「両手で101本の10倍だから1010進ってこと?聞いてみて」
「そうだって」
(一同:感嘆)
「指の数で決まるってのは面白い。でも、ちょっとね」
「いや、フィジカルな感じ逆にぐっと来るね、俺は」
「じゃあ俺たちもやってみる?」
「やめとけ、10番煎じはみっともないよ」
「1010進てことは数字が1010個あるんだから、10キーも10個じゃ全然足りないんだ」
「1010キーだ」
(一同:ゲラゲラゲラ)
「なげえよ」
「どう並べるんだ」