僕は大人になった。

お笑い番組に対するハードルはかなり低いほうだ。通の人が眉をひそめそうなテレビタレントもよく見るし、面白くない・嫌いだという場合でも、会場の人が何故笑っているかくらいは(反感を持ちながらだとしても)おぼろげに解ってたつもりだ。
ところが、日本テレビの土曜の夜にやっている番組に出ている、○○太夫(リンク避け)に関しては、何がどうなっているのかすら全く解らない。面白いとかつまらないとか言った話とは別のジャンルの判断を必要としているような気がする。なので反感も感じない。これは初めてじゃないだろうか。ものすごいおいてけぼり感。
当然、テレビ局や何かの団体が「次はこいつで何とかしよう」という意図を持って放送してるという説は誰でも思いつくだろう。自分は事情通だと主張したい人なんかは、この手の説をわざわざ口に出して言ったりするのでほほえましい。この説も「じゃあ、何でこいつをわざわざ?」という疑問が解消されないことには、問題に代わりは無い。
無理をせずこう考えよう、俺が全くトレースできない思考であれを面白いと思う人が少なからず存在するのだ。そして、そいつらにしてみれば俺は古くて頭の固い奴なのかもしれない。ていうか、そうあって欲しい。俺はまた大人になったのだ。