古い本のスキャン

ブックオフで何冊か文庫や新書を買ってきて、裁断→スキャンしているところ。

ScanSnapはカラーとグレースケールを自動で判別するオプションが付いている。表紙だけカラーで中身はグレーで取るときに便利なんだけど、古い本の場合は紙が焼けて薄茶色くなっていたりするので、自動判定に任せていると同じ本でもカラーとしてスキャンされるページとグレースケールでスキャンされるページができてしまう場合がある。データサイズや読むときの気分を考えると中身はグレースケールで読み込んで欲しい。

仕方がないので、中身はグレースケール固定で取り込んでいる。表紙もグレーでいいじゃないかと思ったのだが、本は表紙のデザインで覚えているらしく、色がないとPDFファイルの一覧から素早く本を見つけられないのだ。となると、やはり表紙は色付でスキャンしたい。

ただ困ったことに、ScanSnapの読み込みツールは一連のスキャンの途中でカラーとグレースケールを切り替えることができない。これまた仕方が無いので、中身と表紙を別のファイルに保存してあとからアクロバットでひとつにまとめている。面倒な話だ。

これを解決するには、スキャンツールのカラー/グレー判定がもう少し賢くなるか、利用者が調整できるようになるか、途中でカラー取り込みとグレースケール取り込みが切り替え可能になるか、いずれにしてもScanSnap Managerが進化してくれるのを待つしかない。

って話をここに書くのもどうかと思った。メーカーにメールを出せよって話だ。すまぬ。