あらわるあらわる

半透明人間が街をうろつけば大騒ぎになりますが、透明人間は(いたずらしない限り)誰にも騒がれません。すごいのはどちらでしょう?


さて、ユーザインターフェイスというのは因果なものでして、自然な動きをすればするほど、エンドユーザーにはその動作が当たり前すぎて、出来の良さを評価されにくくいものになってしまいます。もっと言ってしまうと、自然なユーザインターフェイスというのは評価対象ですらなくなり、なんというか、ただ普通にそこにあるというか、見ているのに見えないものになってしまうわけです。


一方、作り手はというと、それを見てニヤってするのが楽しかったりする訳です。ひねた言い方をするとですね、凄さを分かってくれるエンジニアからの評価よりも、まったく凄さに気づかない一般ユーザさんの無反応の方が嬉しいんですよ。