重なり防止策

せーの、取り込め!雑誌ーっ。


裁断&スキャンライフを満喫中のキッズたちが今一番悩んでいることと言えば、そう、

ちょっと薄めで、ツルツルした紙で、カラー印刷の雑誌の場合、ScanSnapでスキャンしようとしても紙がくっついて重なるから困ってるっす。

っていう問題だよね。

僕の場合はナショナル ジオグラフィックスとかブルータスなんかがまさにそれだったんだ。まだ試してないけれど、スポーツ雑誌のNumberなんかもきっとそうだと思う。

僕はこの問題を回避しようとしていろんな方法を試したんだ。例えば、一度ぱらぱらとめくるとか、紙の側面から息を吹き込んで隙間を作るとか、とにかくそういったトラディッショナルなメソッドさ。でも、残念ながらどの方法も満足な結果を得ることはできなかったんだ。

そんな中、ある日僕はあることに気づいたんだ。それは、紙の間に隙間を作るだけじゃなくて、スキャンを待っている紙がその隙間を維持している必要があるんだってことにね。具体的には、一枚一枚の紙をスキャンに支障が出ない範囲でくしゃくしゃにしてやって、立体的にしてやればいいんだ。この方法は僕の予想通り、すぐに効果を発揮した。ただ、この方法には欠点がある。そう、それぞれの紙をくしゃくしゃにするのは手間と時間がかかるんだ。何枚かまとめてくしゃくしゃにするんじゃ意味がないからね。

そこで僕が考えたのはこんな方法だ。みんなも気に入ってくれたら試して欲しい。
1.まず表紙の上に握った手を乗せて…
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くるくるってこする。そう、プリントを配るときと同じ要領だ。
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2.こうやって扇形に広がるはずだ。
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3.そしたら十数枚を手に取り、上端をこじってやる。はっきりとした折り目をつけると、スキャン画像に写るのでざっくりふんわりと。
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4.このくらいの緩さで充分だ。
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5.扇を閉じるとこうやって隙間ができるってわけさ。
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6.スキャンしたページをみても、折った痕跡はそれほど目立たない。
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馬鹿みたいに楽で簡単な方法という程ではないけど、重なりによって生じるスキャンの停滞時間と無駄な手間に比べればたいしたことはない。