紅白を見た

一日遅れで紅白を見た。最初から最後まで通しで見たのは十数年ぶりかもしれない。

  • 変な応援合戦とか余興が無くなっていた。歌番組全体の傾向なのかもしれない。
  • NHKなので当たり前といえば当たり前なんだけど、良いマイクがふんだんに使われていた。学生のコーラス隊の前に高級マイクがずらっと並んでいる。
  • 巨大ディスプレイを使うことでいろいろな舞台演出ができるようになったようだ。人物のアップになると後ろのディスプレイの点々が目立ってしまい、見栄えが悪いのが残念。
  • 踊るだけのメンバーがいるグループが幾つかあったが、その更に後ろで踊っている人達の方がダンスが巧いってのは面白い。
  • 久石譲がやたら出てくると思ったら、そのうちの一回は島健*1だった。
  • 恒例の「名前を聞いたことがない人を見て、これ誰?しらなーいというタイム」が多すぎて、知らないことを気にしなくなった。
  • 「このベースはなんで頭にモップを乗せているのだ」とか「後ろで跳ねてるだけの眼鏡はどうして目の前にあるDJ機材を使わないのだ」とか、言ってることが既にじいさんだ。俺が。
  • アイドルも含めて歌が下手な人がほとんど居ないというのは凄いことだと思う。少なくとも80年代には想像できなかった。
  • 巨大ディスプレイのおかげで例のロゴの下の®が目立っていたのには笑ったが、それはそれとして、今回のベストは矢沢永吉。手段があれば見ておいた方がいいと思う。

総じて言うと面白かった。覚えてたら来年の正月も見ようと思う。正月は紅白だ。

*1:ピアニスト、ロビンちゃんの旦那。