大晦日とテレビ

晦日は予定通り笑ってはいけないシリーズを見た。6時間もある番組をリアルタイムにみるのは辛そうなので、録画して30分遅れで追いかけながらみることにした。0時半に終わる番組だったが、CMを飛ばしたり休憩を挟んだりで2時近くにやっと見終わった。明日には忘れているかもしれないが、この方法をセミ・リアルタイム視聴と命名


で、笑ってはいけないを見るちょっと前にPCに向かってあれこれしながら、TVh(テレビ北海道東京12チャンネル*1の北海道局のこと)でやっていた年忘れ日本の歌という番組をちょっとだけ横目で見た。以下、そのときのメモ。

  • 千昌夫北国の春を変な崩し方で歌ってた。よく年取った歌手が味があるつもりでやってるモンキーフェイクだ。ああいう腐った歌い方を巧いと思ってるから落ちぶれるんじゃねえの?って思った。
  • 水前寺清子とニイヌ・マッケンジーが3年目の浮気をデュエットしているという悪夢のような光景が繰り広げられていた。しかもぐだぐだ。宴会の余興のようなぐだぐだ加減。
  • クレージーキャッツが殺されていた。名曲「だまって俺について来い」の公開処刑だ。


去年はあちこちで「歌謡曲や演歌が売れないのは音楽産業の構造の変化が云々」って話を見かけたんだけど、そういった解決が難しそうな話の前に、もっとローレベルなところに理由があるんじゃないのかなって思った。


ただ、この番組は良い点も一つあった。「とにかく歌いまくる」のだ。飽きてチャネルを変えるまでの30分間、バラエティ的な無駄が一切無く、いろんな人がとにかく次々と入れ替わって歌いまくる。このスピード感と無駄のなさは素晴らしい。

*1:プチボケなのでスルーして欲しい。