デリー
昨日、久しぶりにデリーに行った。スープカレーという言葉が定着する遙か前からスープカレー（とは呼んでいないけど）を作っていた店だ。
初めて行ったのは高校か大学の頃なのだが、教えてくれたのが高校大学が同じ友人だったので思い出せない。ついでに言うと学科も同じだ。25〜30年前と言ったところだろうか。残念ながらその友人は数年前に亡くなってしまったので、それがいつだったか訊くこともできない。
初めて食べたときは、今まで知っていたカレーとのあまりの違いに驚きながらも、新しい香りと味に夢中になって気がつけば皿の中が空になっていたのを覚えている。当時から辛い物は大好きだったのだが、慣れない本格的なスパイスの刺激で翌日腹を壊した事も忘れられない。
今回食べたのは、カシミールという辛めのカレーで具はラムにした。野菜はやわらかすぎず、肉はやわらかく、スパイスの刺激とスープの酸味のバランスがすばらしい。気がつけばまた皿の中が空になっていた。
