薄荷犬さんが言ってた

「胡散臭い」を「胡椒臭い」と書いてる人がたくさんいるとの事。実際、"胡椒臭い"で検索すると377件ヒットする。「胡散臭い」の誤りではなく、そのまま「胡椒臭い」という意味で使っている場合も多々あるので、377件よりは少ないだろうが確かにいた。
正しい読みを入力して、仮名漢字変換した結果「胡椒臭い」と出てくる事は稀だと思うので(誰かがユーザ辞書を悪戯した場合にはあり得る)、「コショウ臭い」と読んでいたとしか考えられない。多分、「コショウ臭い」と読んでいた方々も「胡散臭い」という言葉は聞いた事がある筈なので、今まで「コショウ臭い」と読んでいた文字と「胡散臭い」がリンクした際には、アハハハ体験が待っているだろうと思う。ちょっと羨ましい。
もしかしたら、クレーム逃れかもしれない。

「私の書いた物が胡散臭いとは何事だ!」
「よく見てください。コショウ臭いと書いてあるでしょう」
「何だねそれは?」
「スパイスが効いてると賞賛しているのですよ」

それはそうと、胡散って何だよ?と思って調べてみた。はっきりとは解っていないらしく、複数のサイトに幾つかの説が書いてあったが、どれ何だか胡椒臭い。
胡散臭い - 語源由来辞典

どんどん脱線。逆にコショウと書くべき所に胡散と書いてあったら面白いんじゃないかと思った。

「黒粒胡散をミルで挽く」
「柚子胡散という名前ですが、胡散ではなく青唐辛子を使っています」
「最後にお好みで胡散を少々加えてください」