不切正方形一枚折り

(テレビですごい折り紙を折る人を見て、ちょっと興味を持ち、いくつかのサイトを見てたら出てきた言葉)
正方形の紙を一枚だけ使って切らずに貼らずに折る折り紙のこと。折り鶴もこれ。わざわざ名前が付けられているのは、

  • 複雑な折り紙では、正方形じゃなかったり、二枚以上で組み合わせたり、切ったり、貼ったりする作品が多い。
  • 正方形の紙を一枚だけ使って切らずに貼らずに折るのが、折り紙として正当な物であると考える人が多い。

からだと推測する。「正当な物」というのは言い過ぎかもしれないが、どんな複雑な作品でも鋏が入ってると知ったら興ざめするというのは、割と一般的な感想ではないだろうか。
不切正方形一枚以外は折り紙と認めないという人も結構いるようで、そうじゃない作品は「クラフトとして評価」するようだ。素人の勝手な幻想かもしれないがストイックな世界観を感じる。
と言っても「折り紙はアートだからクラフトは別物」と言ったガチガチに排他的なスタンスではなくて、「クラフトの1ジャンルとして折り紙があり、不切正方形一枚じゃない作品は折り紙の定義から外れている」という考えなのでは無いかと推測する。
俺は、折り紙といったら鶴くらいしか知らない全くの門外漢だが、この考えに賛成。