無限問題

市保健所によると、同法の基準を超える可能性がある製品は四件。このうち菌の数を「無限」と表記し具体的な数値を示さないケースが三件あった。

皆様と同様に私も「無限」が気になった。「凄く多い/大きい」という意味で「無限」という言葉を使うのは、実際には限りがあるのに「限りなく近い」と表現する事と同様に国語能力の欠陥なのだが*1、今回のケースではそういった言葉の意味とは無関係な事情があったので無いだろうか。具体的には…

【寸劇】*2
「なにこれ?」
「数え切れないくらい沢山ってマークだべ」
「だったら計測不能とか書いとけや」
「したって欄が狭くて書かさらないも、しょうがないべ」
「だからって、こんな8が昼寝したマーク書かれても解らないって」
「なして?無限のマーク有名でしょ」
「そんなはんかくさいマーク聞いたことないわ。無限なら無限て書くべさ」

…といったやり取りがあったのではないかと考える次第である。

*1:「限りなく近い」を「精確に一致する」場合以外に使うのは誤りである。

*2:方言が正確でないことを、あららこめお断り申し上げます。