Wii雑感

実際に楽しくて良くできているというのが大前提だけど、Wiiは本当にイメージ戦略が巧く行ったゲーム機だと思う。発売前から、いろんなメディアが「家族みんなで楽しめる」「いままでゲームをしなかった・遠ざかってた人たちが楽しめる」という点を伝え、買った人の感想も概ねそのイメージが正しかったことを伝えている。どこまで戦略的に進めたのかは想像するしかないのだが、このイメージ戦略は、当然PS3との比較(北米においてはXBOX360との比較)を意識しているものと思われる。
PS3が先進性を強調すればするほど、興味ない人はPS3からどんどん後ろに遠ざかって行き、背中に何かぶつかったなと思ったら懐かしいファミコンの匂いのする新しいゲーム機がにっこりと立ってた」という絵にぴったりとはめ込んで行った手口は見事としか言いようがない。
あとこう言うと、怒る人がいるかもしれないけど「やっぱりみんなオタクぽいものが嫌いだったんだ」と思う。なんか市民権を得たみたいな顔してるけど、やっぱりちょっとねーって空気を利用してPS2時代の非ゲーム層を見方につけたのではないだろうか。この辺の説明をしだすと、悪口ばかりになるので以下割愛。
それにしても、早く欲しい。