法則

パシフィックリーグに現行のプレイオフ制度が出来て3シーズンめになる。最初の2年はホークスがレギュラーシーズンを1位で通過してプレイオフで2位のチームに敗れるという結果に終わった。一年間の成果が報われないという点では気の毒ではあるものの、そういった波乱がある事がプレイオフの面白味にもなっていたのだと思う。
今年はそのホークスがレギュラーシーズンを2位で通過し、前の2年の例もあるし、いつの間にかいろいろとホークスに追い風ぽいものが吹いてるんじゃないのみたいな風潮(王監督とか早実が優勝したとかさー)があることになっていたが、蓋を開けてみたらレギュラーシーズン1位のファイターズがストレートで勝ってしまった*1。今年から1位チームのアドバンテージが無条件になった*2ことも、皮肉にもホークスに不利に働いてしまった訳だ。
この3年間のプレイオフで得られた唯一の法則は今のところ「ホークスは何位で出てきても優勝できない」だ。道民としては言いにくいのだが、ちょっとホークスが気の毒になった。

*1:苫小牧のカタキを取ったとまで言う人も現れかねないぞ。

*2:昨年までは2位とのゲーム差が5ゲーム以上の場合に1勝のアドバンテージが与えられたのだが、ホークスは2年とも4.5ゲーム差の優勝だった。つくづくツキが無い。