1150 こちらも少し揺れた。飲み過ぎてこれから本格的に酔っぱらう直前の揺れ方に似てる。地下にウコンを巻けば地震は起きなくなるんじゃないかな。それはそうと、さっきの続き。PCはもう10年以上前からさっきのような「何かをやろうとして道具が必要な人」の為だけの物じゃないのだけど、コンテンツの流通と商売とがあまり密接に絡んでいなかったため*1、「面白いコンテンツを紹介する」為の道具が主に発達してきた。つまりさっきの言い方では「コンテンツを見つけたり、そのジャッジメントを行うという人間様の仕事」の為の道具よりも「見つけたコンテンツを紹介する(URLの取得してリンクを作る)という人間様がやらなくて良い仕事」を自動化する為の道具が発達してきた訳だ。(つづく)
1310 自席でお弁当。もぐもぐしつつ、さっきの続き。道具は発見したコンテンツをチェックする、広く紹介するといった方向に進化し、それぞれとてつもなく便利のものになっている。その一方で、コンテンツを発見するための道具はグーグルと他の検索サービスがほぼすべての需要をまかなっている。ただし、この発見の為の道具はあくまで、能動的な興味に対する答えるだけの機能しか持ち合わせていない。多分、ここに隙があるのでは無いかと思うのだ。例えばはてなアンテナのおすすめページ機能*2なんかはその一例だと思う。おすすめページ機能の面白いところは、登録されたページのコンテンツとは一切無関係であるという点にあると思う。これはアマゾン川で本を買ったときに出てくる「この本を買った人はこんな本も一緒に買っています」に似て無くもない。コンテンツの言語やフォーマットに依存しないという点でも優れていると思う。ただ、発見の道具となるにはパーソナライズされたサービスである必要があると思う。その方法とは…(ここまで)。

*1:コンテンツが商品になることより、無料で読める面白いコンテンツに人が集まることがビジネスになり得るという変化の方を指している。

*2:「あなたのアンテナに似ているアンテナに登録されていて、あなたのアンテナに登録されていないページ」を探してくれる機能。