WiFi接続障害

自分でも整理できていないんだけど、bluetoothで接続しているワイヤレス・トラックパッドの電池不足が原因で、bluetoothとは一見無関係のWiFiに接続障害が起きていたようなのでメモを残しておく。

経緯

MacOSには「インターネット共有」という機能が提供されている。これは、Ethernetを使ってインターネットに有線接続しているときに、余っているWiFiを使ってMac自体を無線LANの親機にしてしまうという便利な機能だ(Windowsでも一部メーカーが同様の機能を提供している)。この機能を使えば、WiFiのターミナルを買わなくても、例えば勤め先なんかで無線LANを自由に使えない人なんかが、勝手に自分用のアクセスポイント作ることが出来るのだ(そんなことをしたら管理者に怒られるのでやっちゃ駄目だよ)。


俺はこの機能を使いMac miniを親機にして、iPadiPod touchWiFi接続しているんだけど、昨夜になって突然にWiFi接続ができなくなってしまった。試しに、別のアクセスポイントにiPadをつないでみたら問題なく接続できたので、インターネット共有がおかしくなったとしか思えない。他に仕事をやりながらではあるが、数時間に渡っていろんなことを試してみたところ、改善する気配はなく、WiFiが繋がる気配はまったくない。こう言ってはアレだが、この俺が「いろんな事を試し」たと言うからには、何とか知恵袋に質問したときに、お調子者が回答するレベルのことは大抵試していると思って頂いても構わない。

別の問題

昨夜はとりあえず諦めた。今日になって勝手に改善する筈もなく、これは俺にiPhoneを買わせようというドッキリじゃないかと疑い始めたのだが、ここにきてもう一つ問題が起きた。前日の段階で既に動きの鈍かったbluetooth接続のワイヤレスマウスの反応が更に鈍くなってきたのだ。マウスカーソルは動くことは動くのだがディレイがかかったように遅れた動作となる。真っ先に電池のインジケータを疑ってみたが、電池を換えても変わらない。やけになってつないでみた有線のマウスだとそのようなことは起きないので、ワイヤレスマウスだけが遅くなっているようだ。普段使っていない別のワイヤレスマウスでも同様に鈍くなるのでマウス自体の問題ではなさそうだ。ここでやっと、同じくbluetoothでつないでいるトラックパッドを疑うに至った。

解決

まず、トラックパッドの電源を切ってみると、マウスの動きが元に戻った。トラックパッドの電池を交換して電源を入れなおしてもマウスに問題はない。どうやらマウスが鈍くなったのはトラックバックの電池切れが原因と考えて問題はなさそうだ。雑な推測だが、発信側(トラックパッド)の電波が弱いので受信側(Mac mini)が必死で拾おうとしてbluetoothが忙しくなり、マウスが手薄になったのだろうと勝手に解釈した。問題がひとつ解決したことに分乗して、もしかしてと思いiPadWiFi接続を試してみたところ、あっさりとつながった。

推測

これまた勝手な推測だが、Mac minibluetoothWiFiは同じチップを使っているのではないだろうか。確かiPod touchはそうだったと記憶している。Mac miniがそうであってもおかしくはない。そのせいで、マウス同様にWiFiも構ってもらえなくなったのではないだろうか。

とりあえずの結論

Mac miniWiFiがつながりにくくなったら、bluetoothバイスの電源を切ってみよう。」