全球団から勝つ

プロ野球では「公式戦で全12球団に対して勝ち投手となったことがある」という投手が何人もいますが、この記録は交流戦が始まる前と今とでは難易度がかなり違うじゃないですか。


交流戦がなかった時代には、両リーグで最低2球団で計4球団にずつ在籍したことがある投手でなければ不可能だったのに対して、交流戦が始まってからは、リーグに関係なく2球団に在籍経験があれば可能性がある訳です。極端な話、例えば楽天の投手が前半戦でパ・リーグの5球団から勝って、交流戦セ・リーグの6球団から勝って、後半戦で日ハムに移籍して楽天から一勝を挙げれば達成できてしまうわけです。前半戦で11勝した投手がシーズン途中でトレードされるかって話はともかく。


それをですね「プロ野球史上○人目の全球団から勝利」みたいに同列に扱ってるのを見ると、それはちょっと違うんじゃないのかいって思うんですけど。これって病気でしょうか?(北海道:会社員)


(参考:全球団勝利 - Wikipedia