オカルト大国

朝のワイドショーではたいていどこでも占いのコーナーがあるじゃないですか。あれってテレビを見ている人が自分の星座を知っているという前提で作られていますよね。「○月○日〜○月○日生まれの人」じゃなくて「○座の人」って言ってるんですから。占星術に詳しいことが当たり前って、とても先進国とは思えないんですよ。


恥ずかしながら、というかちっとも恥ずかしいと思ってないんですが、俺は自分が何座かを高校生のときに初めて知ったんですよ。同じ誕生日の人がいて、その日は雑誌によって○座だったり△座だったりするよねみたいな話をきいて、ああ俺は○座または△座なのかと。でも、星座なんて普通の高校生が使う機会なんかないじゃないですか、もちろんすぐに忘れてしまい、覚えたのはもっと後でした。


多くの人が自分の星座を知っていると知ったときには驚きましたよ。みんな夜中に黒いマントをきて三角帽子をかぶってトカゲを煮詰めているに違いないと。他にやることないのかと。