ブックレビュー
出版界は今、こども店長ブームに沸いている。大型書店には、こども店長関連書籍のコーナーができ、アマゾンでも週刊ランキングの上位を占めている。
「流行なんかいちいち追ってられないよ」という多忙なネットワーカーのために、これだけは押さえておけばOKと思われるこども店長関連書籍をピックアップしてみた。購入時の参考になれば幸いだ。
- 「本当は怖いこども店長」
- CMでは決して見せないバックヤードでの素顔が淡々とした筆致で語られる。鬼の子と呼ばれる理由が解った。
- 「ホームレスこども店長」
- 現在は数多くのカーディーラーを傘下に収める店長も不遇の時代があったらしい。本書では公園で暮らした1歳から2歳までの9ヶ月を自ら赤裸々に語る。
- 「いつまでもこども店長と思うなよ」
- 大成功を収め、明るい未来が待っていると誰もが羨む店長だが、本人は更に上を目指している。「このままでは終わらない。6年以内に少年店長になってやる」と将来の夢と野望を熱く語る店長の声が聞こえてきそうな迫真のドキュメンタリーだ。
- 「ハリー・ポッターとこどもの店長」
- 読んでみたが、専門外の事柄が多く半分も理解できなかった。ハリー・ポッターとは特に関連はないことだけは解った。
- 「世界がもし100人のこども店長だったら」
- これは珍しい一冊。店長が主役のハートウォーミングほのぼのストーリーだ。「世界がもし100人のこども店長だったら、100人はこども店長です」冒頭の一文が全てを語っている。