いきものばんざい

脊椎動物は、魚類・両生類・爬虫類・鳥類・哺乳類に分けられる。


今は知らないが、俺が中学生の頃はそう習った。ただ、俺が中学生の頃に植物に分類されていたキノコが、今は別の大分類に行ってしまった事を考えると、脊椎動物が先の5つに分けられると言うのも過去の知識となっている可能性も捨てきれない。例えば今の教科書には「魚類・鯖類・両生類・爬虫類・鳥類・アリクイ類・哺乳類」の7つに分けられているかもしれないのだ。


ところで、両生・爬虫・哺乳といった「○○類以外の使い方を聞いたことがなさそうな、ちょっと学術的っぽい言葉」が付けられた生き物たちに比べて、「魚類」「鳥類」の捻りの無さはなんだ。あまりにも一般的過ぎるではないか。


難しい名前を付けられた連中も本当は「蛙類・鱗類・獣類」くらいの簡単で覚えられやすい名前を臨んでいたかもしれないのに、生物学の発展のためならと、敢えて親しみにくい名前で我慢しているというのに。なんだよ「俺、魚だから魚類でいいっす」って。鳥に至っては「うちらも鳥類しかありえないから。蝶と紛らわしい?間違えるわけ無いじゃん。ひょっとして馬鹿?鳥うけるんですけど」と開き直る始末。


今からでも遅くない。次の世代の為に魚類と鳥類をもっと学術っぽい雰囲気の分類名に変えるべきではないだろうか。