定点観察・手稲山


ネットに限ったことではないのかもしれないが「以外と意外」の間違いをよく見かける。書く方は間違っているか気にしてないのかもしれない。確かに「意味が伝わるんだからいいだろう」と言われればそれまでだ。でも、読んでいる俺は気になるのだ。


ATOKだと文脈を見て的確な変換をしてくれるのだが(「それいがいは」「いがいなてん」をそれぞれ正しく変換する)、それでもたまに間違う。他のIMEだともっと多いかもしれない。キーボードを押す圧力を関知して、最初の「い」に力が入っていたら「以外」、均等なら「意外」と変換するというのはどうだ。


いや、無理なのは解っている。


もう「以外と意外」はどっちでも良いことにすれば良いと思う。「必死と必至」「自信と自身」も。「今日から、どっちも同じ意味でどちらの漢字を使っても良いことになりました」と誰かが決めれば俺も安心して読むことができる。


なんなら、俺が決めてやろうか。