小樽小旅行 (1)

4/11-12の2日間久しぶりに小樽に行ってきた。


小樽は俺が住んでいる札幌市西区からバスで40分もあればつく所にあり、市内の山間部よりも遙かに行きやすい街だ。日帰りでも充分に楽しめるのだが、奥様の勤め先での福利厚生の一環として補助がでることもあって、良い宿をとって一泊二日の小旅行となった。近すぎる場所ではあるが、楽しむポイントが多い観光地だ。


小樽駅到着後、市内一日乗り放題のバスチケットを買い、天狗山に向かう。後で知ったのだが、天狗山ロープウェイは翌12日が冬季最終営業日で、13日から数日のメンテナンスとなっていた。日程を一週間ずらしていたら、登れなかったところだ。街中はもう雪が溶けているのだが、天狗山はまだ雪が残っているのだ。天狗だけに、かかってない。リフトはもう止まっていたが、春スキーを楽しんでいる人も見かけた。
2009.04.11
こんにちは小樽
2009.04.11
これが一日乗車券
2009.04.11
マウンテング
2009.04.11
春スキーを楽しむ人


天狗山山頂はまだ冬季営業のためリス園は雪に埋もれていた。リスもこの雪の下で固まっているのだろうか。まずは屋上に登り展望台から小樽の街並みを眺める。
2009.04.11
冬季はこの大半が雪の中
2009.04.11
小樽の街
2009.04.11
キツネ君登場
2009.04.11
鼻なで天狗さんがいない…


天狗山最大の見所である、と思っている人はそれほどいないと思うが、天狗界の雄みうらじゅん氏も訪れた天狗博物館は冬季でもオープンしていた。
2009.04.11
鼻なで天狗さん
2009.04.11
いつもは屋外の天狗神社にいるんだけど、冬季は室内でなでられている
2009.04.11
天狗博物館入り口
2009.04.11
2009.04.11
天狗博物館内の天狗の数々
2009.04.11
天狗分布図に張り直しの痕跡が
2009.04.11
2009.04.11
鼻高々の人達


天狗岳ロープウェイを降り、麓のグラススタジオをちょろっと見学したあと、バスで運河近辺に戻る。小樽の街は坂が多いためか、バス停間の距離がびっくりするほど短い。天狗山から運河の間もそれほど距離はないのだが、途中にたくさんのバス停がある。そのため、車内では絶えず案内のアナウンスが流れている。数10メートルで町名が変わるのも札幌と違うところだ。
2009.04.11
グラススタジオ。上はショップ下は工房
2009.04.11
工房風景


運河近くのバスターミナルにつき周辺をうろつく。昼食はビアガーデンでビールとつまみを食べる事にした。小樽ビールのビアガーデン「小樽倉庫No.1」を目指して歩く。土曜の昼なのでそれなりに人が入っているかと思ったが、奥様は車で来ている人が多いから空いているだろうと予想。入ってみると奥様の予想通り客は少なく5〜6組しかいない。ビアガーデンには気の毒だが、こちらにしてみると写真が撮りやすくて大助かりだ。
ここではシーフードパスタ、活蛸の唐揚げ、豚足の香草焼きと小樽ビールのピルスナーとドンケルを注文。どれもうまいうまい。
2009.04.11
ブルーハウス
2009.04.11
2009.04.11
店内の雰囲気
2009.04.11
高い天井
2009.04.11
古いスピーカ(現役)
2009.04.11
外には運河
2009.04.11
キツネ君、味見
2009.04.11
コースターがまた良い
2009.04.11
二階の展示物
2009.04.11
二階からの眺め


ここで、お得情報。バスの一日券を持っていると、小樽倉庫No.1で料金が10%オフになる。さっきの天狗山ロープウェイも割引となった。実はバスに乗った料金は一日券の金額を下回っていたのだが、割引料金を入れると最終的には得している。細かくバスに乗って異動する人にはもっとメリットがあるだろう。


ビアホールを出たあと、近所の店をぶらつく。運河周辺では飲食店の他にガラス工芸の店が多い。トンボ玉の手作り体験ができる店もたくさんあった。最近の流行なのかもしれない。途中、金賞コロッケの看板に惹かれ、コロッケも食べた。街中にある古い建物の写真を撮っているうちにチェックインの時間も過ぎてしまったので、三角市場をちょっとだけ覗いて珍味を買い、その後、バスで祝津に向かう。小樽駅前から目的地まで利用者は他に誰もいなかった。観光シーズン前とは言え、ちょっと寂しい。
2009.04.11
2009.04.11
金賞コロッケとえびクリームコロッケ
2009.04.11
川には鴨
2009.04.112009.04.11
石のプレートから顔が。「パン」って言ってる
2009.04.11
石造りの古い建物
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細部の写真ばかり撮る
2009.04.11
マンホールはラッコ(おたる水族館にはもういないんだけど)
2009.04.11
祝津に向かうバス
2009.04.11
中はこんな感じ


今回泊まったホテルは祝津のおたる水族館の近くにあり、地図で見たときは、水族館前で降りて歩けばすぐに付くと思っていたのだが、高低差をすっかり忘れていた。ぐったりしながら、チェックイン。フロントの人にも歩いて来たんですかと驚かれる。送迎車か自家用車で来る人が多いようだ。
2009.04.11
ホテル外観


今回は補助が出たのをいいことに良いホテルを選んだ。当たり前だけど、出張で使うビジネスホテルとはかなり違う。
2009.04.112009.04.11
ホテル内
2009.04.11
窓からの眺め


夕食はフレンチ。シーフードのコースを選んだ。ワインはお手軽なホテルオリジナルの白があったのでそちらにした。料理は独自性があって、地元海産物の特徴がよくわかる素晴らしい品々だった。いちいちうなりながら食べる。
2009.04.11
2009.04.11


部屋に戻って、自動販売機で買ったビールを飲みながらテレビを見ているうちに眠くなり23時を待たずに寝てしまった。
(続く)