Microsoft ICEが起動しない件
(昨日のあらすじ)
Microsoft ICEが起動しないという不具合は、アプリケーションデータが終了時にぶっ壊れているときに起きるようです。実際の所、アプリケーションデータフォルダにある拡張子がxmlのデータファイルを覗いてみたら、途中でちぎれて後ろが無くなっていました。このファイルを消してやれば、前回終了時の情報は消えますが、問題なく起動できます。毎回、アプリケーションデータのフォルダを開いて、いちいち消すのも面倒なので、こんな風に簡単なバッチファイルを作るのも良いでしょう(以下、Windows XP用)。c:
cd "C:\Documents and Settings\[user]\Application Data\Microsoft\Microsoft ICE\1.0.3.1"
del Options.xmlcd "C:\Program Files\Microsoft Research\Image Composite Editor\"
start ICE.exe
exitドライブ名と[user]の部分は個々の環境に合わせれば良いかと思います。もっと親切で詳しい解説は→こちら
本件についてちょっと調べてみました。環境依存とかmsxmlじゃなかったです。
- エクスポート先をデスクトップにして保存したときに、次回の起動でエラーになるようです。
- 多分、フォルダ名に日本語(ていうか多バイト文字)が入っているときに、アプリケーションデータ(Options.xml)の保存に失敗するっぽいです。
- エクスポート先に限らず、New で読み込む画像のフォルダに日本語が入ってると駄目っぽいです。
- 対策としては次の方法が考えられます。
- 日本語の入ったフォルダから読まない or エクスポートしない。
- デスクトップフォルダのフォルダ名を変える。
- Microso ICEのバージョンアップを待つ。
- 2番目の方法は何が起きるか解らないので避けた方が良いと思います。バージョンアップされるまで、1でしばらく乗り切って、もし間違ってデスクトップフォルダにエクスポートしてしまったら、昨日書いたようにアプリケーションデータを消すのが安全でしょう。