紹介と感想

例の自販機のサイトですが、今度はイギリスからのリンクです。

Genius. This guy takes a picture of his favourite vending machine (of which there are literally millions in Japan - how did he find a favourite?) and posts it on his blog.

Geniusって。そう呼ばれるのにうんざりしたから、こうやって愉快なことやってるのに…。死ぬまでその言葉に追っかけられるのかと思うとちょっと悲しくなりました。

それはそうと、この記事に限らず海外のブログは紹介と感想(または評論)のバランスが上手だなと思います。どちらが良いかは置いておくとして、日本のブログは紹介か感想のどちらかに注力したものが多いように感じました。これは日本のブログでは、ブログブームの前から積み上げられてきた日記サイトをベースとしているものが多い事に関係あるような気がします。
もうひとつ、感想や評論について言えば、する側の文章力が未熟だったり、される側は個人批判としか受け止める事が出来なかったりといった主に「文章を使った半二重コミュニケーション」の技術的なレベルでの未成熟さが根強く残っているため、多くの感想/評論が自己陶酔型の長文になるか、どうとでも受け取れる俳句並みの短文となる傾向があると考えています。この未成熟は文化的に良い面をもたらすこともあるので、簡単に全否定する訳にも行かないのが面倒な所です。私は嫌いですけど。