自ら崩す

先週末何気なくテレビを見てたら、尾崎紀世彦また逢う日までを歌っていた / 自分の持ち歌だというのに歌い方を崩して歌っていた / 特にサビの部分 / ♪二人で ドアを (ン) しめてー / みたいな感じ、 (ン) は貯め / いいじゃん ♪しーめーてー で / ベテランが過去のヒット曲を歌うときに、自ら崩して歌う傾向があるような気がする / 俺はこの曲だけじゃないんだ → あまり歌いたくない → でも歌わないといけない → 今の技量を見せたくて難しく聞こえる歌い方をする → 多くの聴衆には変な歌い方にしか聞こえない → コアなファンは私は解ってるんだというアピールをする → より変な歌い方になる / マイクを離して歌えば偉いという傾向も同じような構図がありそう。

余談 / この曲の前半部分は「マンダム・男の世界」(1970年、歌 ジェリー・ウォレス)に似てると思った / 筒美京平