第二国歌

第二国歌があると面白いと思う。国歌に関しては主義主張がいろいろあるとは思うが、一般論として第二国歌を設けること自体は別に珍しい訳ではない。2つ以上の国歌を持つ国はいくつかあるし、俺の通っていた小学校には「僕らの青いお屋根」という第二校歌があった。
以前、ある小説家がスキヤキソングを第二国歌にしたらどうかと提案していた。これは良いと思う。メロディが明るいし歌いやすい。
俺も第二国歌にふさわしい歌は他に無いかと考えてみた。クレイジーキャッツの代表曲の一つ「だまって俺についてこい」なんかどうだろう。

銭のない奴ぁ 俺んとこに来い
俺もないけど 心配すんな
見ろよ青い空 白い雲
そのうちなんとか なるだろう

国歌としての品格を充分に満たした歌詞ではないか。メロディもまた第二国歌にふさわしい明るい曲調で、オリンピック等の国際的なスポーツイベントによく似合うと思う。卒業式で斉唱するのにも向いている。