語感

語感と語彙が著しく離れた言葉として「ヘゲモニー」を挙げたい。一発ギャグにしたらどかんと笑いが取れそうなくらい惚けた語感なのに、主導権とか指導的な立場とか言われても困る。
普通、日本語で話してる中にカタカナ語を混ぜるのは、日本語に該当する言葉がない場合か、格好良く見られたい場合が多いようだが、少なくとも「ヘゲモニー」は格好良いとは言いにくい。
ただ、そういった語感のおかしさには無頓着にさらっと使うことができると格好良いかもしれない。格好悪くある事は実に簡単だが、格好良くあるというのは本当に難しい。
かっこいいことはなんてかっこいいんだろう。