テレビの感想

屋敷の清掃に励んだ3連休もいつの間にか終わってしまった。こんな休みも悪くない。居間も明るくなったし、無駄な物を沢山捨てることができた。
ところで、昨夜テレビで数年ぶりに鳥人間コンテストを見た。何だかもの凄い記録になってるとは聞いていたが、大会記録は36kmくらいになっているらしい。そこまで飛べるんだったら何かのトリックに使えないか?と思ってしまうのはミステリファンの悪い癖だ。
長距離を飛ぶことが出来る機体はすべて操縦者が足で漕いでプロペラを回し、その推進力で飛行するタイプの物だ。つまりグライダーではなく、飛行機なのだ。大昔の事なので記憶が定かでは無いが、かつてこの人力飛行タイプの物はキワモノ扱いだったような気がする。
アナウンサーの「おやおや、ユニークな機体が出てきましたよ」で始まり、解説の人が「海外ではこのタイプで良い記録が出てるので侮れませんよ」と期待を持たせて、飛んでみるとドボン。というのが人力飛行タイプのお約束ではなかっただろうか。それだけに、今の「20km以上飛んだ後、故障でプロペラが回らなくなり着水」という事態には驚くばかりだ。
「今はキワモノ扱いの○○も数年後には主流になってるかもしれない」とか書こうと思ったけど、なんだかコラムぽくなるので止めとく。

追記
公式サイトを見てみたら、約20年前の1986年10回大会では既に、プロペラ機が独立した部門となっていた。このときの記録が512m。その後徐々に記録を伸ばし、1998年にいきなり20kmを超えたようだ(それまでの最高が9.8km)。