うた

今更ですが、昔と今のテレビ番組の大きな違いとして「歌番組じゃなくてもゲストが歌っちゃう」という点が挙げられると思います。
例えば、8時だヨ!全員集合はもちろんのこと、ぴったしカンカンのようなクイズ/ゲーム番組でもゲストの歌手が歌うというのは当たり前のことでした*1。これをそのまま今の番組でやったらどうなるだろうと想像すると面白いような怖いようなくすぐったい気持ちになります。
トリビアの泉で歌手のゲスト審査員や、(時間帯が全然違うけど)はねるのトびらでコントに出演したゲストが最後に歌を歌うところを想像すると不思議な気分になりますわ。
ましてドラマの中で、浅田美代子が赤い風船を歌ったり、渡哲也が毎回行くバーで牧村美枝子がみちづれを歌っていると言った事態*2は、今だとどう置き換えて良いのか想像が付きません。

*1:多分大丈夫だと思いますが、もしかしたらお若い方は想像が付かないかもしれないと思い余計な解説を入れます。ここでゲストが歌うというのは「ちょっと歌ってみてよ」と言われて数小節歌うということではなく、歌番組のように演奏付きで1コーラス歌う事を指します。この形態はスマップの番組やバレーボール中継にのみ受け継がれているのではないかと思われます。

*2:「OH!たけしで刀根麻理子が最後にドリームを歌う」というのはまたちょっと別の話だと思います