電子とミント

前にも書いたけど、電子を電気に置き換えると楽しい名前になります。
「電気メール」「電気辞書」「電気出版」「電気書籍」「電気手帳」「電気決済」
どれもそのまま商品名にして欲しいくらいです。
しかしながら、冷静に考えてみるとどれも「電子」と名付ける必要のないものばかりだということに気付きました。電気を動力や光源・熱源のために使う場合と区別するために考えられた名前だと言うことは解りますが、果たしてそれは「電子○○」で良かったのだろうか?と思っちゃう私だわ。ブラウン管の奥に潜む「電子銃」だったら電子ビームを出してるので「電子○○」と呼ぶことに誰も文句は言えないと思いますが。
まてよ、電子レンジはどうなんだ?と思われるかもしれません。なんか電子をビビビっと当ててるような感じがするので、あれこそ「電子○○」にふさわしいような気がします。ところが、電子レンジは電子をぶつけてるんじゃなくって電波を使ってるんです。どう違うんだって私に訊かれても困りますが、とにかく電波を使って暖めるんです。つまりあれは「電波レンジ」なんです*1
途中からよい子の理科教室みたいになってしまったので軌道修正します。ネットワークのワイアレス化が急速に進む現代社会を鑑み、最初に挙げた例の電気を電波に置き換えるというのはどうでしょう。
「電波メール」「電波辞書」「電波出版」「電波書籍」「電波手帳」「電波決済」
どれもなんだか良い具合に危ない感じがします。何かを掴みかけているのかもしれません。

*1:いや、電磁波でしょうとか言いっこなしで。