ペンタプリズム

年をとったせいか、昔解ってたことが解らなくなってきました。今、疑問なのは「ペンタプリズムを通すとどうして、そのままの*1画像が見えるか?」という点です。
ペンタプリズム」で検索すると、真横から見た光の流れのを説明した次のような図を見つけることができます。
ペンタプリズムの絵
これだとどう考えても左右が逆に映る筈なのですよ。レンズを通した段階で反転なしの倒立画像*2としてミラー(赤い部分)に当たり、ここで一度反転。ペンタプリズムの緑の部分でもう一度反転、同じく青の部分でもう一度反転しています。全部で三回、つまり最後は鏡像で終わっているんです*3。それに、一眼レフのカメラの頭の部分はこんな形じゃないような気がします。私の知ってるのは三角屋根のものばかりです。
ということは、ミラーで一回、プリズムの中で奇数回反射している方式がある筈なんです。そのパズルが解けないのです。大昔にその図を見たことがある気がするので解りそうなものなのですが…。
調べればどこかに出てると思うんですけどパズルとしてしばらく考えてみます。

*1:「左右も上下も逆転していない」の意味。

*2:裏返さずに180度回転した画像。

*3:上下に関しては図の通り。