復帰
しばらくミステリというか小説から遠ざかっていたが、先月後半から復帰した。溜まってるのを読むことにしよう。最近読んだのはこの2冊。
- キマイラの新しい城 (講談社ノベルス)
石動シリーズの5作目(?)。シリーズ物とはいえ、本作から読み始めても問題ないだろう*1。「黒い仏」は面白かったけどそれ故に腹が立った。どうやら俺は「まじめな人は怒るかもしれない」といった褒められ方をされるものに腹が立つようだ。「まじめな人は怒るかも〜」って言う人は、例外なく自分が最も糞真面目で融通が利かないってことに無自覚だぞ。それはともかく、本作はそのような要素はない*2。健康診断の待ち時間に何度も笑い声を出しそうになった。逆にさっきのような人達に「解りやすくして批判をかわしたのかも」とか知ったかぶりされてるんじゃないだろうか。また腹立ってきたぞ。 - 新本格魔法少女りすか (講談社ノベルズ)
タイトルが恥ずかしい西尾維新の新シリーズ。短編3作が収められている。戯言シリーズの方が好みだけど「出たら買う、買ったら読む」作家であることに変わりはない。西尾維新は私にとっていわゆるライトノベルとの境界線に位置する作家だが、この見方はあってるのだろうか*3。
それにしても長崎県がそんなところだったなんて!