エレベータ

前もちょっと書いたけど、エレベータの不思議の話。
勤め先は3階建てのビルの3階にあります。3階には他にも数社入ってるんですけど、このわずか2フロア分をエレベータで昇り降りする人が、普通にたくさん居るのが、何というか、とてつもなく不思議でたまりません。日常の謎系の謎。更に、2階の人も使ってるらしいのです。何それ?
エレベータにあまり慣れ親しんで無い方の為に説明しておきますと、エレベータで昇るには、「↑ボタンを押して・間抜け面で待って・ドアが開いたら降りる人を待って・人が降りたら乗り込んで・振り向いて・行き先のボタンを押して・お好みで閉じるボタンを押して・間抜け面で待って・ドアが開いたら降りる」という物凄い労力を必要とします。茶碗蒸しは無理だけど目玉焼きくらいなら作れそうな手間です。階段を登るという行為が「登る、時々ターンする、着く」という実にシンプルなシーケンスにより構成されていることを考えると、驚異ですらあります。
高い階に行く場合、荷物がある場合、あとは体が不自由な場合であれば、これらの労力と引き替えに肉体疲労を軽減できるというメリットを享受するのは当然のことです。現に私は自宅への行き来にエレベーターを利用しています。素晴らしい装置です。ただ、どう公平に考えても、1〜2フロアを登るだけの小さな肉体疲労と交換するに値する労力ではありません。謎、もう絶対に謎。多分誰かが私に「この謎を解け」って言ってるんだと思います。でも無理、解らない。
謎を解いてみようという、にわか円紫さんのために、現場の状況を解説しておきます:

  • 分かりやすいところにあって間口も広い階段です。入り口を入ってすぐにエレベータと並んでるので、初めての人もまず見落とすことはありません。
  • 異常に高いフロアがあって3階といってもかなり登らなくてはいけないのでは?と考えた人が2名ほどいると思いますが、各フロアの高さは普通です。
  • 階段の登り降りが難しい人、体力の無い人が多いオフィスがあるという訳でもありません。外見では解らないかもしれませんが、少なくとも私より元気で軽い人の方が多いです。
  • 階段の途中に怖いもの(蛇、山賊、オバケ)も居ません。また、階段自体にも問題はありません。頑丈だし、滑らないし、トラップもありません。

君はこの謎か解けるか!