本当にある秘境

ネットで今一番面白い話題は読冊日記ぱど厨観察記だと思う。未開の土地を探検していく様子が伝えられるなんてことが、今世紀にもまだあり得るんだという事にまず驚いた。かつて見たどの探検記にも負けない驚きがある。

観察対象となっている小中学生は、いわばネット土人*1。風野氏はネット土人との接触を試みて、一度失敗しているが今度は巧くいっているみたいでこの先の展開が楽しみだ。

ぱど厨観察記を読んで思ったのだが「小中学生は、ネットへの適応能力が異常に低い」のではないだろうか*2。つまり「違う環境だということを自覚してない」のではなくて、「自覚しているのだけど、適応できないので普段の慣習を持ち込んでいる」ような気がするのだ。もしそうだとすると、これは小中学生というのは元々そういう傾向があるからなのか、ここ数年の小中学生の特徴なのかちょっと興味がある*3

*1:土人という言葉はちょっとアレかもしれないけど、自分たちの尺度からみて未開の民族を土人と呼ぶことの馬鹿らしさも含めてそう呼びたい。

*2:少なくとも老人の方がよっぽど巧く適応しているように見える。

*3:もちろんビジネスとしてだ。